2008年11月9日日曜日

インビジブル

実験で透明人間になった科学者が、もとに戻れなくなっちゃって自暴自棄になって
人を襲うっていう話なんですが、透明人間を倒そうとする人よりも
透明人間のほうに感情移入してしまう映画でした。

主人公(透明人間)の元恋人がヒロインで、その新しい恋人が主人公の敵。
そいつらも研究者チームも、元にもどれない主人公を慰めるとか、
そういうの一切なしで、監視するだけ。そりゃストレスもたまるっての。
しかも監視体制はずさんで、しょっちゅう逃げられてるし。

最後のほうは本当に主人公が可愛そうで、一対多人数っていう時点で主人公を応援するに決まってるじゃないか。そこでヒロインが火炎放射ですよ…。
火傷して痛いだろうに、がんばる主人公。
そこを浮気相手の男がバールのようなもので殴打。あげく主人公感電して死んだかと思ったら
地獄から舞い戻ってきたぜ!といわんばかりに爆発する研究所から脱出するヒロインの足を鷲づかみだー!ヒロインとキスしたかと思ったら、ヒロインは主人公を突き落とす…。
ヒロインと浮気相手でハッピーエンド…ってんなわけねーだろ!お前らも死ね!
後味の悪い映画だった…。まあ、見入っていたのも事実。
さすがポールバーホーベン。