2011年10月30日日曜日

劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇 (2001年 日本) ☆☆☆

見所の一つはアニメならではの森の描写だろう。
幻想的で、いかにも冒険をしているという気分になれる。
また、それとは対照的に、敵のボスモンスターはCGで表現されており、アニメの絵とは異なる異質なモンスターとして描かれているのが印象的だった。

しかし、期待していたタイムスリップ物としての面白さがなかったのは、ちょっと残念。
最後の方の展開からエンディングまで、物語の余韻にたっぷりとひたれるのはとても良かった。



あらすじ
仲間と共に旅をしているサトシは、森で倒れている少年を助ける。村人の話では、彼は40年前からやってきたという。
しかし、一緒に40年前からやってきた時を旅するポケモン セレビィは、悪者に捉えられてしまう。

2011年10月28日金曜日

二十日鼠と人間 (1992年 アメリカ) ☆☆☆☆

何が凄いって、文句なく原作に忠実に作ってる所。
正直言ってここまで原作通りな映画は初めて観た。
脚本はもちろんキャストまで想像通りで違和感が皆無だった。
強いて言えば、原作通り過ぎて小説を読み返している気分になってしまうのが玉に瑕という感じ。
細かい所まで丁寧に映像化されており、印象的だった犬の銃殺シーンは、ラストシーンに繋がる布石として描かれている事がよくわかる。
そして、ラストシーンは、ただただ切ない。



あらすじ
ジョージとレニーはいつも二人一緒だった。レニーは頭が弱いが、それをジョージが支えていた。
彼らはいつか手に入れる小さな農場の事を夢見て住み込みの牧場で働く日々を過ごしていた。
しかし、ある日事件が起こる。

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク (2010年 日本) ☆☆

TVアニメは観ていないが、なんとなく観てみた。
毎回評判の良い劇場版ポケモンというだけのことはあって、そこそこ楽しめた。

未来視とか幻影というギミックだけで展開が読めるのは、子供向け映画だし、しょうがないとは思う。
それでもちょっと展開がありきたりすぎるように感じた。熱いバトルとかもなく、淡々と話を消化する感じ。
劇場版にしては、最悪の事態に陥った場合の被害や、ボスの目的のスケールが小さいようにも思った。



あらすじ
ポケモンを使ったスポーツの会場となる街で、謎のポケモン ゾロアークと3体の伝説のポケモンが暴れ回る。
それらを操るのは、時を見通す男コウダイ。彼の目的は街に現れるという「時の雫」を我が物とする事だった。

2011年10月27日木曜日

マリリンに逢いたい (1988年 日本) ☆☆

子供の頃、妙に気に入って何度も観ていた記憶があるので見返してみたが、やっぱり面白くなかった。
ヒロインの婚約設定とか子供の頃のトラウマとか、ちょっと複雑な人間模様はあるが、別になくてもいいような話が多い。
特に、民宿云々の話はなんだったんだと思ってしまう。まさか何にもしないうちに燃えてなくなるとは…。
まあ犬は犬だけでよろしくやってるって感じなので、下手に人間が絡んだお涙頂戴ドラマよりは嫌いじゃない。



あらすじ
大輔は東京から琉球列島へ戻り民宿を開く決意をするのだが、その当日に白い子犬を拾う。
その犬をシロと名づけ島で飼い始めるのだが、シロは恋人に会いに行く為、人知れず3キロも離れた島の間を何度も往復していた。

幸福の黄色いハンカチ (1977年 日本) ☆☆☆☆

当然のごとく結末を知っていたが、この映画を観るのは初めてだった。
ラストシーンを知らずに観られたらどんなに良かっただろうかと心底思う。

黄色いハンカチっていうキーワードが出てきて以降、車窓から見える風景の中にちらちらと黄色い旗やのぼりが目立つようになる。
たぶん狙って映しているんだとは思うけど、これが見えるたびにこっちまでドキッとしちゃうんだなあ。
そんな仕掛けも煩わしく感じない程、真っ直ぐなお話だった。



あらすじ
一人の男が夕張へ向かう途中で一組のカップルと知り合い、道中を共にする。
様々なトラブルにあいつつも、互いに信頼関係を結んでいく3人だったが、彼の目的地である夕張には、ひとつの大切な想いが込められていた。

スティング (1973年 アメリカ) ☆☆☆☆

何度見ても楽しめる。まさに文字通り「名作」映画と言える。

物語のきっかけとなる序盤の詐欺からして、完全にダマされてしまった。金を持ってきた方が主人公かと思った。
その後のポーカーから罠にハメる展開はハラハラするし、ラストでどうなる事かと思わせておいてネタばらし。
騙された事が清々しく感じてしまう。
ただ、中盤で女にひっかかる件は好きじゃない。

詐欺映画でこれを超えるものはないんじゃないかと思わせる程の名作。



あらすじ
詐欺師として生計を立てているフッカーは、ある日の詐欺で大金をせしめるが、ギャングのボスの怒りを買い、詐欺の師匠を殺されてしまう。
フッカーは復讐のために伝説的な詐欺師と組んで壮大な計画を立てるのだが…。

2011年10月26日水曜日

劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~/劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~ (2009年/2011年 日本) ☆☆☆

ストーリーの概要はTVシリーズとほぼ同じだが、映像や脚本が一新され新しい物語として楽しめる。

特に力が入っている歌やライブシーンは、思わず唸るほどの映像美。突拍子も無い設定でも妙な説得力を感じてしまうのは、まさにアニメならではと言えるだろう。
しかし、映画としては物語の起伏が激しすぎる。盛り上がったかと思ったら突き放されるという事の繰り返しで疲れてしまう。

2本合わせて約4時間というボリューム感は凄い。


あらすじ
人間たちと敵対する宇宙生命体ヴァジュラとの戦争を描いたスペースファンタジー。
銀河の歌姫シェリル・ノームとランカ・リー、二人の歌声は特殊な力を持っていた。彼女達をめぐって戦局は意外な方向へと進んでいく。

2011年10月25日火曜日

ヒトラーの贋札 (2007年 ドイツ・オーストリア) ☆☆

タイトルからはもうちょっとカッコイイ感じの映画かと想像したが、重くて暗い内容だった。
ブルガーは自分の中の正義を貫き通そうとするので普通なら良いキャラっぽいが、この映画では主人公の邪魔をする嫌な奴として描かれている。
しかし戦争が終わった途端、敵視していた奴らからも英雄だと言われ褒め称えられる。あからさまな皮肉が描かれる。

苦悩する姿が主軸なので、小難しい雰囲気が漂う。
あまり好きなタイプの映画ではない。



あらすじ
通貨偽造で逮捕されたユダヤ人のソロヴィッチは、アウシュビッツに送られナチスの通貨偽造作戦の一員に加えられる。
彼はその道のプロフェッショナルとして次々に功績を挙げるが、ナチスに加担する事に苦悩し始める。

2011年10月24日月曜日

コブラ SPACE ADVENTURE (1982年 日本) ☆☆

TVアニメ版のスペースコブラは観たことがあるが、劇場版は最近まで存在を知らなかった。
コブラの声を当てているのが野沢那智ではなく松崎しげるなので、どんなものかと不安に思っていたが、意外とキャラクターに合っていた。
しかし、展開がちょっと暗い。松崎しげるも渋くていい声なのだが、野沢那智の陽気さがないと物足りなさを感じてしまう。

劇場版ということで、作画のクオリティは高い。
でもやっぱりTV版の方が良いなあ。



あらすじ
海賊ギルドに追われる謎の美女ジェーンを助けたのは、左腕にサイコガンを持つ男、コブラだった。
コブラはジェーンの頼みを聞き、二人の姉妹を探すが、行く手には海賊ギルドの幹部クリスタルボーイが待ち受けていた。

2011年10月23日日曜日

ザ・フライ (1986年 アメリカ) ☆☆☆☆

転送装置を使ってすぐにハエ人間が出来上がるのかと思っていたので、ゆっくりと身体が変化していく様子には完全にやられた。
身体だけでなく性格まで変わってしまう事が救いに感じる。もし心が人間のままだったら、ちょっと耐えられない。

この手の映画では邪魔になりがちな恋人との人間関係も物語にうまく絡んでいる。

装置の仕組みなどにリアリティはないが、ハエ人間になるまでの過程には妙な説得力を感じられるリアルさがあった。



あらすじ
テレポート装置を完成させた科学者が生物の転送実験として自らの身体をテレポートさせる。
実験は成功したかにみえたが、しだいに科学者の体に変化が起こり始める。それは装置に入り込んだ一匹のハエが原因だった…。

アンダーワールド (2003年 アメリカ・ドイツ・イギリス・ハンガリー) ☆☆☆

2つの組織の対立という単純なテーマだが、裏切りや過去の因縁が複雑に絡み合い、一筋縄に行かない展開を見せる。

同じ組織内でもみんながみんなバラバラの方向を向いているのでストーリーが空中分解しそうだが、かなり丁寧に作ってあるので意外とまともに見られる。

こんなバラバラな組織がよく1000年も持ったなと思ってしまう。
まあ、そこそこ楽しめたのでそれは良いとしても、魅力を感じるキャラクターが居なかったのは残念。



あらすじ
古から続くライカンとヴァンパイアの戦争は、ヴァンパイア勢の勝利で終わるかに見えた。
しかしヴァンパイアの裏切り者によって形勢は逆転の兆しを見せ始め、ライカンは秘密裏に一人の人間を捕獲しようとしていた…。

2011年10月22日土曜日

ユージュアル・サスペクツ (1995年 アメリカ) ☆☆☆

これは、素直に面白いと思える映画だった。
一人の男の供述で物語が語られるので、時間軸の感覚がつかみにくいが、次はどんな話が出てくるのか、というワクワク感がある。
5人の仲間が活躍するかと思ったら、メインの2人以外は顔も名前も覚えられない程どうでもいい存在だった。

黒幕の正体やオチにはベタさを感じるが、警察と一緒になって騙されてしまった身としては、まさに驚愕のラストだった。
二度目を観ても楽しめそうな映画。



あらすじ
銃を積んだトラック強奪事件の容疑者として、5人の前科者が集められる。そこで知り合った5人は、つるんで次々と犯罪を企てる。
しかしその裏には、「カイザー・ソゼ」なる幻の大犯罪者の影が付きまとうのだった…。

アメリカン・ヒストリーX (1998年 アメリカ) ☆☆☆

鑑賞中、過去に観た事を思い出したが内容を忘れていたので最後まで観た。
忘れていた事からもこの映画を気に入っていないのは明白だが、人種差別というマジメで重い問題をうまく噛み砕いたストーリーにしているのは好印象。
なかなか興味深く観ていたのだが、これからどうなる?という所でどっきり展開で物語が締めくくられてしまう。
結局そうなるかという諦めのような気持ちが残った。

つまらなくはないけどもう観たいとは思わない。



あらすじ
白人主義者に染まっているダニーのもとに車上荒しの黒人を殺した罪で服役していた兄デレクが出所し、戻ってくる。
ダニーはデレクの行動を英雄視し出所を歓迎するが、デレクはまるで人が変わったように改心していた。

アンタッチャブル (1987年 アメリカ) ☆☆☆

寄せ集めで作った集団がうまいこと機能して巨悪を打ち倒すっていうのは、まあお決まりの展開ではあるが、そこそこ楽しめた。
見るからに金がかかっているしお約束的なシーンもあって退屈しない作りになっている。
しかし、やたら勿体付けたシーンがいくつかあって、いつまでもウダウダしているのでイライラした。

キャストは凄いが、今観ると型にはまったストーリーなので、特に感じることもないか。娯楽映画としては及第点だと思う。



あらすじ
禁酒法時代、密造酒の違法取引で巨額の富を得たアル・カポネと戦う組織「アンタッチャブル」があった。
様々な道のスペシャリストが困難を乗り越えて正義のために戦う姿を描く。豪華キャストがズラリと並ぶ大作映画。

2011年10月21日金曜日

コクーン2/遥かなる地球 (1988年 アメリカ) ☆☆

前作の最後、壮大な別れ方をして綺麗に終わったのが良かったのだが、冒頭であっさり地球に戻ってきたので拍子抜けした。
設定の斬新さやキャラクターの掘り下げは、すでに十分やりつくした感があるので、新鮮さは薄い。
この映画で特に残念なのは、老人と宇宙人のパートが完全に分断されてしまっている点。前作にあった繋がりは全く感じられない。

ストーリーが酷く破綻しているわけではないが、続編としては失敗の部類に入るだろう。



あらすじ
宇宙へ旅だった老人たちが帰ってきた。
地球での地震を察知し海中の繭を救いに来たのだが、繭の一つが研究者によって引き上げられてしまう。
一方老人たちは久しぶりの地球を楽しんでいたが、自らの変化を感じ始める。

めぐりあう時間たち (2002年 アメリカ・イギリス) ☆

何が言いたいのかサッパリわからない難解な話。
3つの時代が繋がっているのか、別々の物語なのか、小説がどこまで関係しているのか、結局ハッキリしないまま冒頭の自殺シーンに戻って終わる。
言いたいことがあるならハッキリ言いなさいよ!と言いたくなるモヤモヤさが全面に出ており、自分には全然合わなかった。

一人でじっとして無言で宙を見つめるようなシーンが多い。間を描いているのか知らんが、イライラした。
わけわからん。



あらすじ
3つの時代でそれぞれの主人公が抱える心の問題を同時に描いたヒューマンドラマ。
作家のヴァージニアは、心の病を抱えていた。ある日、自殺を決意するまでの心の葛藤を、小説の登場人物に思いを馳せながら振り返る。

トゥルー・ヌーン (2009年 タジキスタン) ☆

ハエが気になる映画だった。

地雷の件は不自然な点が多すぎてツッコミを入れずにはいられない。
なぜ鉄条網の片側にしか地雷がないと思ったのか。道にものすごい数の地雷が埋まっていたが他の場所から通ればいいのでは。足元の不安定な地雷原を歩くのにピンヒールはありえない。
国境に関しても最初は警戒しながら通っていたのに結婚式では警戒する素振りすらない。通行禁止じゃなかったんかい。

肉ごはんはちょっと美味しそうだった。



あらすじ
上村と下村に別れて暮らす人々は、互いに交流し合い日々を平穏に過ごしていた。しかし、ある日突然、村境に国境を隔てる鉄条網がしかれ、通行すら禁止されてしまう…。
突然できた国境によって引き起こる人間ドラマ。

2011年10月20日木曜日

キャプテン アブ・ラーイド (2007年 ヨルダン) ☆☆

空港から世界へ繋がる大きく広い話を想像させる前半とは打って変わって、隣の家の家庭環境という凄く狭い世界の重い話で映画の殆どが占められている。
前半と後半で全く別の2つのストーリーを合体させたような違和感を覚えた。

物語のきっかけとしては成り立っているけど、それぞれのエピソードに全く必然性がないし、最後に女性パイロットが話に絡んでくるシーンなんかは無理矢理くっつけた感じがする。
ラストシーンも陳腐すぎる。



あらすじ
空港の清掃員として働くアブ・ラーイドは、ある日機長の帽子を拾った事で子供たちに機長と勘違いされる。
本から得た知識で子供たちに世界の話を披露するうち、隣に済む子供と知り合い家庭の問題に入り込んでいく…。

サハラ 死の砂漠を脱出せよ (2005年 アメリカ・ドイツ) ☆☆☆

意外とまともに面白い冒険映画だった。
財宝を積んだまま砂漠で消えた船という設定が、冒険心をくすぐる良いエッセンスになっている。

内容はかなりバラエティに富んでいて、詰め込みすぎてチグハグになる一歩手前というギリギリのライン。
しかしこの手の映画に求められているものはシッカリやってくれるので、観終わった後の満足度は高い。
クライマックスで船が見つかる所はとても惹きつけられた。

B級映画としては、十分な面白さ。



あらすじ
一枚の金貨が導く先には財宝を積んだまま消えた一隻の船の影があった。
財宝を求めてサハラ砂漠に来た男が、謎の病気にまつわる陰謀に巻き込まれる。
謎と陰謀が渦巻く冒険とアクション満載のB級アドベンチャー活劇。

フロント・ページ (1974年 アメリカ) ☆☆

マスコミの利己主義的な行動をコメディにしているが、かなり酷い事をするので時々笑えなくなる。
冒頭からむかっ腹の立つキャラクターばかりが登場するので気分を害する恐れがある。
主人公のヒルディは比較的まともに描かれており、なんとかコメディとして観ることが出来た。
記者はやめたが特ダネを頼りない新人に任せてられるか!って気持ちはちょっとわかる。

とは言え、さほど見るべきところもなく、あえていま見る映画ではない。



あらすじ
結婚して新聞社をやめたヒルディの元に、死刑執行を明日に控えた囚人が脱獄したというニュースが入る。
特ダネを前にして、記者の本能を抑え切れないヒルディだったが、そんな中、脱獄した当の本人が目の前に現れた。

2011年10月19日水曜日

アウトロー (1976年 アメリカ) ☆☆☆

復讐というテーマの割にエグいシーンがなく安心して観られる映画。
イーストウッドは相変わらず無口で無骨なスーパーガンマンだが、珍しく頼りになる仲間がいる。
そのおかげで、孤独な旅ならば格好良い画になるシーンでも、婆さんのツッコミが入ったりして思わず吹き出してしまうコミカルさが出ている。

尺はかなり長いが、内容もバラエティに富んでいるので楽しい。
いつものイーストウッドとはちょっと違った面も見られる娯楽大作。



あらすじ
妻と子供を殺された男が復讐のためにゲリラ隊に仲間入りするが、その仲間も裏切りにあい虐殺される。
生き残った男は賞金首として追われながらも、何者にも屈せず闘い続ける。クリント・イーストウッドの西部劇大作。

沈黙の奪還 (2006年 アメリカ) ☆☆

殺人拳法と銃撃戦、そして娘の誘拐という、いつものセガールといったところ。
娘の誘拐犯がちょっと良い扱いを受けているのは腑に落ちない。
ヒロインじゃなかったら殺されても文句言えないレベルの事をしていると思う。

セガールの活動範囲に比べ、裏で動いているものが大きすぎてバランスが悪い。クライマックスの爽快感も薄い。

殺人拳法をもっと使ってくれると楽しかったと思うのだが。
ヘリを拳銃で撃ち落とすのは、流石セガール。



あらすじ
ルーマニアに来たセガールを待ち受けていたのは義父の爆死と娘の誘拐だった。
事件の裏にはウィルス兵器の情報を狙う国家規模の組織が暗躍していた。セガールの殺人拳法が悪をひねり潰す。爽快なセガールアクション。

テキサスの五人の仲間 (1966年 アメリカ) ☆☆☆

銃撃戦やアクションが全くない変わった西部劇だった。
ポーカーを題材にしているが勝負で魅せるわけではないので、ギャンブル映画のようなものを期待すると肩透かしを食らうかもしれない。

明らかに弱そうな男が飛び入りでポーカーに参加して最後まで負け続けて終わるなんて、映画ではありえない展開だが、それをやってのけるのが凄い。

ここまで読めない展開は、そうそうないだろう。
あと、観終わってから邦題を見ると笑ってしまう。



あらすじ
とある酒場で年1回開かれる高額ポーカーに旅の男が飛び入りで参加した。
有り金をはたいて参加した男だったが、素人同然の腕前でカモにされてしまう。勝負所と睨んで大金をかけたが、発作を起こして倒れてしまい…。

2011年10月18日火曜日

トスカーナの休日 (2003年 アメリカ・イタリア) ☆☆

パッと見はラブストーリーっぽかったので敬遠していたのだが、実際に見てみるとラブ要素は少なかった。

それよりも、独身女に向けたおしゃれな生活を見せる映像作品という感じ。これが実に洒落臭い。

まあ、映画がつまらなかった訳ではない。家の改築とか周りの人と交流する場面とか、そういうのは結構面白い。
それにイタリアは好きだから、街を歩いている画だけでもちょっと良いなって思っちゃう。

でも、所詮は女向け映画って感じ。


あらすじ
夫と離婚し気持ちが落ち込んでいたフランチェスカは、友人の計らいでトスカーナへ旅行することになる。
旅先で何かに誘われるように家を買った事から、イタリアでの生活が始まり、次第に生きる喜びを取り戻していく。

サン・ジャックへの道 (2005年 フランス) ☆☆☆

導入部分で兄弟3人だけの話しかと思いきや、ツアーに同行することで登場人物が9人という大所帯になる。
多すぎて混乱すると思ったが、みんなキャラが立っていて意外にもすんなり入り込めた。
劇中でもみんな初対面同士という状況なので、観客も一緒に旅をしている気分になれるからかもしれない。

唐突に始まる夢の世界は、ちょっとシュールすぎて違和感を覚えた。

映画の最後に、それぞれのその後が少しだけ描かれるのは好ポイント。



あらすじ
不仲の兄弟3人が、母親の遺言で聖地巡礼の旅に出ることになる。
巡礼ツアーに参加する者はそれぞれ悩みを抱えており、初めは衝突しあうが、旅を続ける中で次第に打ち解けていく。
田舎の風景が美しいロードムービー。

キンキーブーツ (2005年 イギリス・アメリカ) ☆☆☆

女装や歌を主軸に据えた話は多いが、これは靴工場がメインの話。
主人公のチャーリーが頑張り屋さんで好感が持てた。
従業員との間に溝ができて空回りする場面もあるが、すぐに仲直りする展開の明るさが良い。

良いとこなしだった彼女は、喧嘩ネタの為に用意したようなキャラで、存在自体が余計だったように思う。

実話原作ものゆえの予定調和感は否めないが、細かい事は女装のパワーで押し切ってやる、という潔さを感じる内容だった。



あらすじ
チャーリーは、死んだ父親が経営していた紳士靴工場を引き継いだ。しかし経営状態は最悪だった。
ある日、女装歌手を生業とする男と出会った事で起死回生のアイディアを思いつくのだが…。実話を基にしたストーリー。

2011年10月17日月曜日

座頭市物語 (1962) ☆☆

市のキャラクターは、一作目の時点ですでに完成されているように思う。
ヤクザの親分にも尻尾を振ることなく我が道をゆくスタイルや、壺振りをした時のしたたかさなど、とても好感が持てるキャラクターだ。

ただ殺陣に関してはやや地味だし見せ場もちょっと少ないかな。
まあ時代のせいもあるが、チャンチャンバラバラといった風で見せ方に重みや緊迫感が薄い。

恋愛模様や悪人の描き方なども含めて、時代劇らしい時代劇といった感じ。


あらすじ
盲目の市が達人的な居合の腕で侠客として渡り歩く様を描いた座頭市シリーズの第一作目。
市が世話になっている一家と対立関係にある一家の用心棒である平手は、ある日市と出会って以来、互いに友情を感じ合うのだが…

オールウェイズ (1989) ☆☆

CMで「感動作」と宣伝する感じの、感動させようと作っているけど全く感動出来ないタイプの映画だった。
展開に全くブレがないので、何の意外性もなく物語が進んで終わる。
途中からテッドという若者が絡んでくるものの、結局は幽霊と恋人の話に落ち着く。
個人的には恋人の話よりも、ピートとテッドの成長ストーリーだと思って観ていたので、最後にテッドが蚊帳の外になってしまうのにはガッカリだった。
どうにも物足りないラスト。


あらすじ
山火事消火パイロットをしているピートは、仲間のパイロットを助ける為に事故にあって死んでしまう。
死後、とある新人パイロットの「霊感」としてアドバイスをするが、その若者はピートの元恋人と恋に落ちてしまう。

もしも昨日が選べたら (2006) ☆☆☆

この手のちょいSFモノはかなり好物だが、ストーリーに新鮮味はない。構成も既視感を覚える程ありきたりな作り。

しかし時間操作をする話にしては珍しく巻戻しがないのは新鮮だった。
お父さんと最後に会った記憶を何度も繰り返し見るシーンから病気で倒れる辺りは、設定がストーリーにハマって非常に良かった。

それだけに、あの最後の反則技にはずっこけてしまう。
後味は悪くはないが、ラストで良作から凡作に落ちてしまった感じ。



あらすじ
人生がうまくいかない事に苛立ちを感じているマイケルは、ある寝具店で不思議な万能リモコンを手に入れる。
そのリモコンで人生を操作できると知り面倒な時間をスキップしていくのだが、思わぬ落とし穴が待っていた。

80デイズ (2004) ☆

一言で言うとつまらない。
80日間という期限がある割に劇中ではそれを感じられず、何をやりたいのか理解に苦しむ。
画面作りが全体的に安っぽく、とても最近の映画とは思えない古臭さを感じる。
全てのエピソードにリアリティがなく、子供騙しもいいところだ。
ジャッキーが旅の助手を努めているので、アクション多めの配分となっている。娯楽映画としてはそれが唯一の救いか。
もっとも、他の映画を観た方がよっぽど楽しめるだろう。


あらすじ
村から盗まれた仏像を取り返したラウ・シンは、たまたま逃げ込んだ科学者の家で助手として働くことになる。
なるべく早く村へ仏像を返す為、科学者が学会と反発している事を利用し、世界一周に挑戦するようけしかけた。
盗賊団や学会からの妨害を受けつつも、2人は世界一周への旅へ出る。途中、絵描きの女が道連れになり、旅を続けるうちに絆が深まっていく。
悪人を倒したり有名人に会ったりしながら旅を続ける3人の運命は如何に。

2011年10月14日金曜日

猿の惑星:創世記 (2011) ☆☆☆☆

「猿の惑星」は面白いけど、SFとしてはかなり荒唐無稽な設定だと思う。
その荒唐無稽な話の前日譚なのに、本当にありそうだと思わせるストーリーとなっている。これは凄いと思う。

映像もストーリーも凄く良くて、最後までずっとワクワクしながら見ることができた。
ただ、あくまでもキッカケの話に終始しているので、一番観たかった所まで話が進まずに終わってしまうのが残念。
終わった後に、もっと観たいと思えるほど面白かった。